FC2ブログ

モンタニョーラ Blog

ん~! おいしい♪

十五話4

下田瞳が食事する場面は『いつも故郷へ』でも何度か描いてまして、そのたびに「ん~! おいしい♪」というセリフを繰り返してました。『文子と早春の煙』でもそのセリフは挿入するつもりだったのでやっと実現できて嬉しいです。

040.jpg

『いつも故郷へ』の三部より。ちなみにこの場面の舞台は鎌倉の甘味処「無心庵」の雰囲気を参考にしました。僕自身が鎌倉旅行をしたとき、とりわけ気に入ったお店です。

024.jpg

『いつも故郷へ』の四部より。この場面は堺市の甘味処「かん袋」を参考にしました。僕自身がこのお店のくるみ餅が大好きで…自分の好きなものばかり漫画に描いてます(笑)。

011_20190519112501422.jpg

『いつも故郷へ』の六部より。中川にも同じ構図で似たセリフを言わせてみました。


164.jpg

『いつも故郷へ』のエピローグより。蘇州の友人が瞳のセリフを真似てる場面です。

『いつも故郷へ』のキャラ色々

少年ジャンプ+のルーキー連載枠で『いつも故郷へ』を毎週掲載して頂いてましたが、昨日、エピローグまでの全てが掲載し終えました。アプリ展開までされてる漫画サイトだけあって、僕の漫画では考えられないほどたくさんの反響を頂きまして、ありがたいなぁと感動しています。

おそらく、こんなありがたい機会はもう二度とないでしょうから、いい記念になったなぁとも思います。知名度の高いジャンプの作品群が掲載されている場の中にこっそりと僕の漫画が潜んでいる様子は、自分で言うのもなんですがなかなか違和感がありました(笑)。

そんなわけで、個人的な記念(?)もかねて『いつも故郷へ』を描いてた頃の絵をいくつか公開しようと思った次第です。

suisai.jpg
下田瞳です。『いつも故郷へ』を描き始めるより前に試しで描いたものです。

鎌倉の瞳
こちらは三部の鎌倉編を描く前に試しで描いたものです。たしかこの絵を描きおえてから夜行バスに乗って鎌倉へ向かった記憶があります。あの頃は元気だったんだなぁ…。そんな体力はもうありません(笑)。

没
こちらは没になった回の下書き的なものです。末広が一部で身に着けてたネックレスについて触れてる回で、中川に連れて行ってもらった店で中川に選んでもらって購入した…という話をしてる場面でした。

末広コート姿
こちらは八部(高3夏から卒業まで)を描き始める前に試しで描いたものです。冬の服装をどうするか検討しながら描いた記憶があります。

ユカポン2
ユカポンです。服装は八部で末広がいる公園まで行く場面のものと一緒です。ユカポンは描いてて少し照れてしまうキャラです。なぜかというと、わりと僕の好みがど直球で反映されてるからでして…。黒髪ポニーテールで生真面目な性格の女の子…。昔からゲームや漫画に登場する女性キャラの中で「この子、かわいいなぁ…」と僕が思うのはほぼそういうキャラです。我ながら分かりやすいといいますか…。

初めての変更

『発明王子ゴッサム君』から『いつも故郷へ』までの漫画では、描いてる間に当初予定した物語を大きく変えることはありませんでした。

僕はかなりきっちりと物語を決めてから漫画を描き始めるほうでして、例えば『いつも故郷へ』だと「全250ページで五年かかる」という計算の元で描き始めたら、本当に作画期間五年、250ページぴったりで完結したくらいです。

そんな感じで今までやってきて、『文子と早春の煙』も描き始める前に作った大筋の通りに展開してきたわけですが、僕にとっては初めて大きな変更をしてみようと思います。

もう没にする話なのでここで書いてしまうと、当初予定していた大筋は、旅行中に下田の具合が悪くなって、結局告白できずじまいの宙ぶらりん状態が継続し、下田の具合はどんどん悪くなり、赤松は下田の世話と自身の身辺の心配事でいっぱいいっぱいになっていく…。そんな話でした。

ですが、いよいよその展開を描く日が近づいてくるうちに、僕の心中で「大変そうだなぁ…。心が折れそうだなぁ…」なんて思ってしまいまして、挙句の果てには「そんな漫画、自分なら読みたくならないかもなぁ」なんて考え始めました。そんなときに、ふと別の大筋のアイデアが思い浮かびまして「これなら楽しく描けそうだ!」となりました。

幸い、新しく生まれた大筋のアイデアは今まで作中に忍ばせてきた伏線を生かせそうな形ですし、それに今までの僕が描かなかった類の漫画にもなりそうなのでワクワクしてます。

マツイさんが描いてくださったイラスト

マツイさんがTwitterで『いつも故郷へ』と『文子と早春の煙』のファンアートを公開してくださいました!

こちらが『文子と早春の煙』より下田瞳のイラストです。優しい表情がすごくいいですね! 見ていてほのぼのほかほかしてくる素敵な絵です!
https://twitter.com/imago4423/status/1114514508129505280?s=20

さらにこちらが『いつも故郷へ』より中川と末広、そして『文子と早春の煙』の下田です。僕がプロフィール画像にしているクジラも入れてくださってて嬉しい! それぞれの表情がキャラの性格とマッチしてますし、かわいらしいから見ていて自然と笑みになる絵です! 背景の咲き誇る花々も美しい!
https://twitter.com/imago4423/status/1121109146386849793?s=20

マツイさん、素敵なイラストを描いてくださってありがとうございました!

14話は短めにしました

十四話没


『文子と早春の煙』の14話を公開しました。今回、ページ数が少なめになってます。うちのサイトの場合、あまりに画像がズラズラと並ぶ形にすると、画像がちゃんと表示されない不具合が出たりするので、いったんこの辺で区切ることにしました。

次回からは瀬山の故郷へ行く話になります。瀬山の故郷は瀬山洋子や江藤理奈が住んでいる街でもあります。今後の展開で13歳のゴッサムや8歳の中川も登場します。

今までは無駄にややこしくなりそうなので登場人物の年齢は具体的に書かなかったのですが、設定だけは昔からしてありました。『文子と早春の煙』の1話目の時点での登場人物たちの年齢はこんな感じです。

●21歳…赤松文子、下田瞳、瀬山昌弘、瀬山洋子、江藤理奈

●19歳…森口舞、松田沙織

●14歳…松田俊二

●12歳…瀬山ゴッサム、リヒャルト、ミヤ

●11歳…森口裕

●7歳…中川輝光、末広武志、新井賢介、タウリン、ユカポン(高岡由香)

●6歳…浅野疾風

タウリンだけ実はまだ姓名を決めてません。登場人物紹介でも書いてますが、赤松や下田が住む若竹荘の大家の孫がタウリンで、『文子と早春の煙』の終盤で登場予定です。

ユカポンは小学生の頃に「高床式倉庫」というあだ名を男の子たちにつけられていた時期があるという設定があります。そのあだ名を嫌がっていた彼女にユカポンというあだ名をつけて広めたのが中川だという物語があったのですが、『いつも故郷へ』の作中で紹介する余裕はありませんでした。番外編を描く機会にそのあたりの場面を挿入することになるかもしれません。